昨日の夕方、実習から帰ってきました。ほんとはそのことを昨日のうちに書くべきだったんだけど、思ってた以上に疲れてたみたいで書く気力が出てこず、荷ほどきをして洗濯をして…と細々としたことをしていたらいつの間にか寝てしまっていました。

実習で行ったのは、熊本県の阿蘇の方にある「N」という地域。市内から車でちょっと行ったところにある場所だ。そこの地域のとある公民館に2泊3日で泊まりがけの調査。午前と午後に分かれてそれぞれ3時間ずつくらい話者さんから話を聞き取るということをやってきたというわけ。3日目の後半は巡検したけど、こっちもこっちで山登り・寄ってくる虫との戦い・読めない石碑との格闘・ナゾのお堂の発見…なんてことをやってた。

で、わかったことは「よくわかんない」ということ。なんかもうわけわからん(笑)。特に社会組織関係。どんな風に組に分かれているのかってきいたら、空間的概念よりも地縁的血縁的概念によって分かれていることがぼんやり見えてきた…んだけど、その法則というか原則というかそうなった理由というか、まぁそれがよくわからなかったのだった。だから地図にぐねぐねと組み分けの線を話者のおじいさん達と引きながら「これはなんでこうなってるんですかね?」「いやーおいにもわからんなぁ」とか「えーっと、この方は2組?」「そうそう。で、こんひとが3組(2組とわかった人の隣のおうちを指しながら)」とか「新しく入ってきた人たちはどうなるんですかね?」「区長のところに挨拶に行くよ。でも組にはいらない人もおるね」とかまぁそんなやりとりを。組み分けの線を引くのが難しい地域はなんだか久しぶりだったような気がする。

あとは養蚕とか農業のこと、水利関係、それから年中行事とかかな。養蚕の話は後輩が集中して聞いていたのを横で聞いていただけなので詳しくはわからないのだが(線引いたりするので忙しかった)、飼い方・製品の出荷・道具などなどおもしろそうな話をしていた。

それからちょうど秋分の日があったので、神社ではお祭りをやっていて、それを見させてもらい、その後握り拳ほどの大きさの「にぎりめし」を食べさせてもらった。宮ずもうをやっていたのだが、やっぱりたくましい子供が一番強かった。白熱した試合を見せていた。

そんなこんなでとりあえず3日間の調査は無事に終了。たぶん何回も行かないと全体が見えてこないような気がする。だいたい最終日で山の中腹にある神社を発見、っていう状況自体がマズイ。こういうのは初日にやらないといけないのにさOrz次回の調査はまずはそこからやっていくことになるはず。

最後に、3日間まるまるつきあっていただいた行政の方には本当に感謝しています。車出していただいたり、お弁当買ってきていただいたり、無理な要求にも応えてくださったりありがとうございました。話者の方々も、こんな妙ちくりんな男から妙な質問をされたのにもかかわらず、快く応えていただいてありがとうございました。